今回のテーマはタイトルの通りですが、エンジニア(特にフリーランスの方)は名前のある会社に1回は関わった方がいい。というお話です。「いやいやいや、大事なのは技術でしょ!」「どんな役割を担っていたかでしょ!」というような声が聞こえてくるような気がしますね笑
ただ、実際にエージェントや採用の立場に経ってみると、このどこで働いていたかがいかに重要が見えてきます。今回はなぜ有名な会社に関わることが意味を持つのか、その理由を紐解いていきます。
経歴書は細かく見てもらえていない?
1日のうち企業が選考をする候補者の数は膨大な数になります。一方で、採用担当は書類選考以外にも多くの仕事を抱えており、エンジニアであれば開発の仕事もこなしつつ、人事も母集団獲得のために多くの時間を使いながら書類選考を行っています。
結果、1件1件スピーディにこなさなくて仕事は回らなくなっていきます。経歴書を隅から隅までしっかり読んでいる時間なんてないのです。では、採用担当はスピーディに書類選考をこなしていくためにどういったポイントを見ていくのでしょうか?
それは、どこで働いていたか?です。この"どこ"には多くの情報が詰まっています。例えば10~20名程度のBtoC系のECスタートアップ企業でサーバーサイド開発を行っていた。という情報があれば多くの情報を読み取ることができます。
(例)
・扱っている技術の難易度
・仕事の進め方
有名な企業への参画によって増大するメリット
さらに、ここで出てくる"どこ"が、採用担当者がよく知っている企業だと、そのメリットが膨れ上がります。なぜなら、採用担当の中には既に「どういうカルチャーの会社か」「実際にどんな人と一緒に働いているのか」「どの程度の技術レベルの会社か」といった情報があるので、候補者の像がより鮮明に浮かび上がります。
まとめると採用担当の脳内では、こんな思考がめぐるはずです。
候補者の就業していた企業の特徴や、サービスが思い起こされる
⇓
近しい企業かどうかのすり合わせが行われる
⇓
近しい場合、候補者が自社にマッチしている可能性が高いと判断
結果、その候補者は最優先の選考対象として扱われるわけです。
ただ、これは採用担当が候補者の所属している企業を知っていないと意味がありません。つまりは下記のような因果関係があるといえるのではないでしょうか?
参画していた企業の知名度
=採用担当者がその企業を認知している可能性
=書類選考時に見られる優先度
なお、この因果関係は採用担当のエンジニアよりも、非エンジニアである人事や、エージェントにより強く働きます。なぜなら、プログラミングのことを詳しく理解していない彼らは、技術的に細かい話を聞いてもわからないからです。
何をやるかも大事だけど、どこでやるかも大事
まとめになりますが、採用人事、エージェントはともに膨大な業務量の中で、効率的に採用活動を行うことが求められます。その中で候補者の立場で、採用担当にとっての優先順位を上げていくためには、どこで働いていたかが重要で、その手段のひとつが「有名な企業で就業していたことをアピールする」でした。
もちろん、ただ有名な企業に入っていただけで満足してしまうと、面談で中身がないことが見抜かれて選考は結果として落とされてしまうので、実際に携わる業務内容や開発環境は重要なのですが、「有名企業の看板」を武器のひとつとして持っておくのもよいのではないでしょうか?
今転職/新規案件の受注を考えてる方がいらっしゃれば、是非「どこで働くか」も視野に入れてみてください。
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記事を書いた人

取締役
鈴木昂志
ROSCA株式会社。取締役。 エンジニア専門でキャリアアドバイザーやってます。 エンジニアキャリア/組織論/その他自己啓発系の発信をしていきたいと思います。 Twitterもやってるので、よろしければフォローお願いします! https://twitter.com/ca_tkc